世界で話題「ヌートロピクス」とCBDの関係とは?

このところ、健康食品に加えてメンタルを安定させ頭脳の働きを良くするブレインヘルス系食品の人気が高まっています。スーパーフードやサプリ、ドリンクなど種類は様々ですが、共通のキーワードは「ヌートロピクス(Nootropics)」。脳のパフォーマンスを向上させる効果のある補助食品の総称です。
ヘンプに含まれる成分カンナビジオール=CBDも、現在ヌートロピクス成分の一つとして熱い視線が注がれています。CBDに脳の機能を活性化させる効果は期待できるのでしょうか。

ヘルス界の注目ワード「ヌートロピクス」とは

食品業界では近年、ヌートロピクスまたはヌートロピックスという聞き慣れない言葉を耳にするようになりました。このヌートロピクスとは集中力、学習能力、創造力、モチベーション、ストレス耐性などの向上を目指して、脳の働きを高めてくれる物質のことを指します。

「集中力や記憶力をよくしたい」「頭が良くなりたい」というのは人類に共通する願い。このためヌートロピクスを謳った食品が、ハイペースで増えているようなのです。

呼称から何か特別な成分のように響くかもしれませんが、ヌートロピクスとは医薬品ではなく栄養補助食品。イチョウエキスや緑茶に含まれるテアニン、オメガ3脂肪酸といった植物・動物由来成分、アミノ酸類、カフェインなど一度はきいたことがある成分の総称になります。またマグネシウム、ビタミンB群や葉酸、ビタミンDなどのサプリメントも脳の活性化に役立つとされています。日本でもイチョウ葉エキスを使った「記憶力維持」の機能性食品がよく知られていますし、伝統的なアーユルヴェーダ医学でも使われるオトメアゼナ(バコパモニエリ)のサプリメントが記憶力アップに有効という研究結果も発表されたばかですり。
古くからあるカフェイン入りの栄養ドリンクなども広い意味ではこのカテゴリーに入るといってもよいでしょう。

しかし現在注目を浴びているのは単に眠い頭をスッキリさせるだけでなく、実際に認知能力や記憶力などを高めて脳機能を向上させてくれるスマートドラッグ的なサプリメント。
メインターゲットは記憶力・認知力などが衰えがちな世代よりも、バリバリと働いていたり勉強やスポーツに忙しい若い世代。仕事・家庭・勉強に忙しい現代人は社会的なストレスを抱えているもの。ハイパフォーマーになればなるほどそのプレッシャーは高まります。素早い反応と集中力を高められる日々で、プラスα要素としてメンタルや頭脳をブーストしてくれるライフハック的アイテムが強く求められているのです。

CBDとヌートロピクス

身体と頭脳の健康がつながっており、バランスを整えるホリスティック(=全体的)なケアが大切という意識が浸透して来た昨今。身体とメンタルの両方によい効果を与えるとされるCBDがヌートロピクスとして注目を集めたのは当然ともいえます。また化学的に合成された成分よりも、ハーブや植物から抽出されたよりナチュラルな成分に人気が集まっていることも、人々がCBDに興味を持つ理由の一つでしょう。

ではCBDにはヌートロピクスとしてどのような効果が期待できるのでしょうか。

CBDの効果については現在も研究が進められていますが、分かっている主な効能は以下のようなもの。

制吐作用、抗けいれん作用、抗精神障害作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗ガン作用、精神安定(抗不安)作用、抗うつ作用、神経保護作用

さまざまな作用を持つCBDですが、中でも抗うつ作用・精神安定作用・抗酸化作用は脳の働きのために重要です。
日常のストレスや老化によって起こる身体の酸化は、心身に様々なトラブルを引き起こします。世界保健機関(WHO)によると、世界中で約3億人がうつ病に苦しんでいるとのこと。健康的な生活を心がけることにプラスしCBDでストレスケアを行うことでこれらのトラブルの多くを回避できるのではないでしょうか。

病気になるほど深刻な状態でなくとも、CBDを摂ることで気分が落ち着き、不安が和らいだり、集中力が高まると感じる人は多く、こういった効果から見てもCBDヌートロピクス成分として有効と考えられています。

米国の例を挙げると、CBDを利用する目的は関節炎やスポーツによる炎症も含む痛みと炎症の緩和が40%、不安緩和が20%、不眠緩和が11%。ほかにも頭痛、ストレス、筋けいれんの緩和、美容目的でもCBDを利用する人が増えています。 

どんな商品がある?

ヌートロピクスを謳ったCBD入り商品は様々ありますが、いくつか海外の事例をご紹介しましょう。

「メーダ社の機能性ドリンクMEDA 」

https://medahuman.com/ 

ニュートロピクス効果と強壮効果、栄養補給を謳った新型CBD入りソフトドリンク。「スリープ(睡眠)」「リカバー(回復)」「グロー(肌の輝き)」「ディフェンス(防御・免疫)」など目的に合わせて配合成分やフレーバーがブレンドされています。

例えば「フォーカス(集中)」を例に挙げると、CBD入りのバニラ風味のエスプレッソにジンセンエキス(高麗人参)と頭をスッキリさせる効果のあるローズマリー入り。

「テスラ・ヌートロピクス社のTesla Nootropics Nano CBD Infused Water」

https://www.teslanootropics.com/product-page/12-pk-nanowater-cbd-infused

こちらはミネラルウォーターにCBD を加えたドリンク。しっかりワークアウトした後に飲みたい機能性ウォーターです。

「ヌーロ社のCBD入りチョコ味ココナツバー・ カカオ+ココナツCBDバー」

https://www.planetorganic.com/nooro/

こちらはパッケージに「Align your mind=心を整える」というコピーが添えられています。

いずれの商品も忙しい人たちが手軽に取り入れられるものばかり。パッケージのデザインもお洒落で若い世代向けです。見た目はチョコバーで小腹が減った時にも便利。忙しい日々の中、頭と体をシャープに保つためにぴったりの商品といえますね。

まとめ

今回は食品界の注目キーワード「ヌートロピクス」とCBDの関係についてご紹介しました。

日常的に運動することも脳の活性化に非常に大切であることが分かっています。食生活やエクササイズを含め健康的な生活を心がけることはもちろんですが、さらなるパフォーマンス向上を目指したい方はヌートロピクス商品をプラスしてみるのもいいですね。

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引用元

<参考資料>
CBDのヌートロピック効果
https://www.mindlabpro.com/blogs/nootropics/cbd-nootropic

運動と脳機能
https://www.slashgear.com/exercise-found-to-rapidly-trigger-nootropic-effect-in-younger-adults-11637787/

『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』ジョン J. レイティ著
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JDLBEFW/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

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