年始年末の飲み食いで増えてしまった体重、そして冬の寒さによるむくみや冷えを解消する方法をご紹介します。CBDを使ったスペシャルケアも取り入れましょう。
むくみは早めにリセット!
年末年始の楽しい食事やイベントでついつい食べ過ぎてしまい、ダイエットや運動をしなくてはと焦っている方も多いかもしれません。冬の間に健康的なリセットを図ってダメージを早めに回復、すっきりとした気分で春を迎えましょう。
ありがたいことに、正月太りの原因のほとんどは、むくみが原因と言われています。むくみとは体内組織や細胞の間に余分な液体がたまり、それが腫れや膨張を引き起こす状態を指します。これは長時間同じ姿勢で座っていたり、運動不足や過剰な塩分摂取、ホルモンの変動、疲労などが原因で引き起こされます。
年末年始に体重が増えてしまうのは、休暇に入ることで食事や運動などの生活習慣が急に変わることでバランスが狂い、体に脂肪だけでなく水分も蓄積されてしまうからなのです。お酒などの飲み過ぎや味の濃い食べ物もむくみの一因となります。この場合、生活習慣を戻すだけでも余分な水分が排出され、1〜2週間程度で体重が元に戻ると考えられています。
食事は体重管理のカギ
体脂肪を落とすダイエットに関しては、運動よりも食事が重要だと言われています。バランスの取れた食事は必要な栄養素を摂取し、余分なカロリーを抑えます。そして運動で100kcalを消費するよりも、食事で100kcalを減らす方がずっと簡単です。もちろん健康づくりに適度のエクササイズは欠かせませんが、食事の改善がダイエット成功への近道になります。
例えば1日のトータルで200kcal(ごはん1膳強)を食事でカットするだけでも、カロリー計算上は1ヶ月で1kg痩せることができます。しかし運動で毎日200カロリーを消費するには、毎日30分以上のジョギングや毎日60分程度のウォーキングが必要です。このような継続的な運動はなかなか大変です。
一方で普段の食事は日々何気なく食べている食品を一部置き換えてみたり、ヘルシーな内容に変えるだけで200カロリー程度なら無理なくカットできます。例えばカフェで頼んでいる砂糖やクリームのたっぷり入ったドリンクをブラックコーヒーやお茶に変えるだけでも、カロリーカットが可能です。毎日何気なく買っている清涼飲料水やホット&コールドドリンクにはかなりのカロリーが含まれています。食事を見直さなくても、ドリンクを見直すだけでも嬉しい変化が生まれるかもしれません。
またいつもの2倍よく噛んで食べることで、1食あたりの摂取カロリーが100~120kcal(1日で約400kcal)減るという研究結果もあります。水分補給もデトックスや新陳代謝を促進するポイントです。水を積極的に摂ることで、老廃物を排出し体内だけでなく肌もキレイに保つことができます。
よく寝るだけでうれしいダイエット効果
寝不足になると、代謝が低下するだけでなく、抗ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰分泌され、暴飲暴食が起こりやすくなり甘い物への欲求も増加します。栄養学の専門誌『The American Journal of Clinical Nutrition(アメリカ臨床栄養学ジャーナル)』に発表された研究によれば、十分な睡眠をとった人は、4時間しか寝なかった人よりも摂取カロリーが約300kcal少なかったそう。しっかりと寝ることでエネルギーチャージができて、活動的になり、仕事や趣味、運動にも積極的に取り組めるようになります。
さらに、軽い運動は心身の疲れのバランスを整え、心地よい睡眠を促進します。特にダイエットの場合は、食事の見直しをメインに据えつつ「運動はサポート」として考えると、無理なく進められるでしょう。適度な運動は体を引き締めるだけでなく、心のリフレッシュにもつながります。バランスの取れた生活習慣が、健康的なダイエットへの鍵となります。
ストレス管理で心も体もハッピーに
ストレスを感じると、前述の抗ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌され、過食を引き起こしやすくなります。同時に、コルチゾールの分泌により別名「幸せホルモン」と呼ばれるホルモン「セロトニン」が減少し、成長ホルモンの分泌も抑えられるため、体内のダメージの修復が難しくなり、様々なトラブルが引き起こされる可能性があります。
ダイエット中であってもなくても、心の平安を大切にし、ストレスに負けないメンタルを養うことは非常に重要です。食事の改善や適度な運動はメンタルの改善に効果的ですが、朝の日光浴など、自然光に当たることもホルモン分泌を整え、メンタルのサポートに寄与します。
生活習慣の改善に加えて、近年注目を集めているウェルネス成分CBDなどのサプリを取り入れるのも一つの方法です。CBDはストレスへの対抗力を高め、リラックスやメンタルの安定に役立つと言われています。個人の体調やニーズに合わせて、様々なアプローチで心身の健康をサポートしてみましょう。
CBDは大麻草から抽出される成分の1つで、正式には「カンナビジオール」と呼ばれます。この成分は、酩酊状態を引き起こすような精神的な効果はなく、そのため日本をはじめ世界の多くの国や地域で合法的に購入や使用が認められています。
CBDには
精神的なリラックスや肉体のリラックス
炎症から起こる痛みの緩和
不安やストレスの軽減
安眠のサポート
などの効果が期待できます。
また化学薬品のような副作用がほとんどないことから、医療の分野でも鎮痛剤やてんかんの治療薬として製薬化されているものもあります。より一般的に使用されるCBDでは舌下に滴下するオイルタイプや、カプセル入り、ドリンクやスナックに配合されたエディブルなどがあります。
メンタルが改善するとよく眠れて日中のエネルギーも増し、生活全体が整ってきます。他にも、海外では飲酒量を減らすために、CBD入りのドリンクでリラックス効果を楽しむ人々が増えています。
まとめ
体重増加をリセットするためには、食事からメンタル管理までを含めてバランスを整えることが大切です。現在ではCBDのようなヌートロピクス成分(メンタルや心身バランスをサポートする成分)に加えて、ストレスへの適応力を高めるアダプトゲン成分なども注目を浴び、気軽に試すことができるようになりました。新しい健康ルーティンを取り入れて充実した1年を作っていきましょう。