
仕事や家事、日々の忙しさに追われると、つい自分の心のケアを後回しにしがち。でも、そんな生活習慣が知らず知らずのうちにメンタルに悪影響を与えていることがあります。今回は、知らず知らずにメンタルに悪影響を与える3つの生活習慣と、その改善方法をご紹介。そして最近注目されているCBDを使ったストレスケアもご紹介します。
誰もが抱えるメンタルの悩み
現代社会では、ストレスや不安、孤独感など、心の悩みを抱える人が増えています。それは決して特別なことではなく、誰にでも起こり得るもの。だからこそ、「みんなそうだから」「小さなことだから」とそのままにしてしまうのではなく、自分の心にちゃんと目を向けてあげることが大切です。
メンタルに悪影響を与える3つの要素
私たちが何気なく続けている習慣の中には、知らず知らずのうちに心や体に大きな負担をかけてしまっているものもあります。特に、次の3つの習慣には注意が必要だと言われています。
- ストレスを放置
毎日忙しく過ごしていると、自分の心の疲れに気づかず、そのまま無視してしまうことがよくありますよね。でも、ストレスが積み重なると、少しずつ心や体に影響を与え、疲れやすくなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。何となく落ち着かない、理由はわからないけれど気分がすぐれない…そんな感覚が増えてくることも。
ストレスのない生活を送るのは難しいものですが、大切なのは、ストレスを感じたときにどう向き合い、どう対処するか。いくつか対策を持っておくことで受けるダメージを軽くすることができます。 - SNSの過剰な利用
ストレスからSNSに依存してしまう人も増えています。寝る前についスマホを見続けてしまい、気づいたら深夜…という経験がある人も多いのではないでしょうか?
SNSで見かける誰かの「完璧な日常」や「楽しそうな瞬間」を見て不安や焦りを感じることにも自分のメンタルヘルスに悪影響を与えます。またSNSでのやり取りに時間を取られすぎると、リアルなコミュニケーションが減ってしまい、孤独感を感じ、さらにSNS中毒を悪化させることもあります。
ドイツの研究ではスマホを見る時間を1日1時間減らし、体を動かすだけで、多くの人のメンタルが改善し幸せを感じやすくなる報告があります。スクリーンタイムの長さが、うつ病やその他精神疾患と関連するという研究もあります。SNSばかり見て体を動かさないことも、メンタルヘルスの低下を招きます。 - 睡眠不足
睡眠不足は、心と体に大きな負担をかける原因のひとつです。寝不足が続くと、疲れが抜けにくくなったり、集中力が低下したり、感情のコントロールが難しくなることもあります。また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増え、イライラしやすくなったり、つい食べ過ぎてしまったりすることも。心も体も元気を取り戻すためには、しっかりとした休息が必要です。
特に寝る前のSNS利用には要注意です。精神的な不安を助長するだけでなく、ブルーライトの影響で眠りにくくなってしまうこともあります。それ以外にもお酒やカフェインの摂りすぎ、完璧主義になりすぎること、運動不足や栄養の偏り、無理なダイエット、人間関係のストレスなど、さまざまな要素が睡眠の質に影響を与えます。
次では、そんな悪習慣から抜け出すための「最初の一歩」を踏み出す方法をご紹介します。

最初の一歩「ただ気づくだけ」でいい
メンタルに悪影響を与える習慣があると知っていても、その習慣をなかなかやめられないことが多いものです。それどころか、日中のストレスから逃げるために気分転換でSNSを見すぎて寝不足に、そして寝不足のままで一日を過ごすと体調がすぐれず、そのせいでさらにストレスが溜まっていく、、、そんな負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。
この負のループを断ち切るためには、どこかで意識的に変化を加えることが必要です。
その一歩としてまず大事なのは「自分がそういう習慣をやっていないか気づくこと」です。
気づかないままだと、無意識のうちに同じことを繰り返してしまいます。ですが「あれ?もしかしてこれ、よくないのかも?」と自覚することで、少しずつ変えていくことができます。
たとえば夜更かししながら「あ、またスマホいじってる…!」と気づけば、「今日はもう寝よう」「これを見たらおしまい」とアクションを起こすきっかけになります。
最初はアクションが起こせなくても、自覚するだけもよいのです。いつもやってしまうことには何か理由があります。「なぜこの行動をしてしまうのか」を考えてみるだけで、根本的な原因が見えてくることがあります。
まずは、自分の行動をちょっと振り返ってみることから始めてみましょう。
CBDでメンタルヘルスをサポート
最近話題のウェルネス成分「CBD(カンナビジオール)」には、メンタルヘルスをサポートする嬉しい効果があるといわれています。CBDは産業用ヘンプから抽出される天然成分で、リラックス効果や安眠を助ける働きが期待されています。特に、気持ちを落ち着ける作用があり、不安やストレスをやわらげるのに役立つと注目されています。
CBDの特徴
精神作用がない: ヘンプ同じくに含まれる成分THC(テトラヒドロカンナビノール)とは異なり、向精神作用や中毒性がなく安心です。
様々な効果が: リラックス効果、安眠、抗不安作用の他、鎮痛や抗炎症作用など、様々な効果が期待されています。
取り入れやすい: CBDはオイル、カプセル、クリーム、ベイプなど、様々な形態で摂取することができます。
CBDは万能薬ではありませんが、ストレスや寝不足を自覚している方は、CBDを取り入れて意識的にリラックスタイムを作ってみるのもおすすめです。寝る30分〜1時間前にCBDを取り入れながら、ゆっくり寝支度をしてみましょう。心と体をリラックスさせることで、自然な眠りにつきやすくなり、毎日を前向きに過ごせるサポートになるかもしれません。毎日続く疲れや不調のループを抜け出す、良いきっかけになるかもしれません。無理せず、自分のペースで試してみましょう。

まとめ
今回は、メンタルに影響を与える3つの要素と、その対策についてご紹介しました。
いろんな対策がありますが、いちばん大切なのは1人で抱え込みすぎないことです。友人や家族に話してみる、マルチビタミンやCBDなどのサプリメントで体をいたわる、カウンセリングなどの専門家のサポートを受けるなど、できることはたくさんあります。
「つらいときは誰かを頼ってもいい」と思えるだけでも、気持ちが少し楽になるはず。無理をせず、自分に合った方法で心を整えていきましょう。