
新年度が始まる春は異動や引っ越し、新しい生活環境など、大きな変化が重なる季節。期待が高まる反面、慣れない環境にストレスを感じることも少なくありません。そんな春ならではのストレス対策にリラックス効果が期待できるCBDを取り入れて新生活を迎えましょう。
春特有のストレスとは
新年度は、始まりの季節。希望に胸を膨らませる一方で、環境の変化に戸惑いや不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特に、異動や引っ越し、新しい人間関係など、生活が大きく変わるこの時期は、知らず知らずのうちにプレッシャーを感じ、心も体も疲れやすくなることがあります。
<環境の変化>
新年度に伴う異動や転職、引っ越し、学校の入学・進学など。慣れ親しんだ環境から離れることを意味し、新しい環境に適応するためのストレスが生じます。また新しい人間関係に対する不安や緊張感もストレスの大きな原因になります。
<期待と不安>
新しいスタート時期としてこれからの生活に期待や希望が生まれる一方で、その期待に応えられるかというプレッシャーや不安もついてきます。失敗を恐れる気持ちが強くなりストレス状態を経験する人もいます。
<スケジュールや責任の増加>
新年度が始まると業務や学校の課題など、やることが増えて忙しく感じることがあるかもしれません。特に新しい環境に慣れるまでは、焦りを感じたり時間に追われているような感覚になることもあります。

医療界でも注目されるCBD
最近、健康や美容の分野で注目を集めているCBD(カンナビジオール)。病院に行くほどではないけれど、日常のストレスや不安からくる心身へのダメージを軽くしたいと考えている人たちに人気があります。
このCBDは麻(ヘンプ)から得られる成分のひとつで、私たちの体内にある「エンドカンナビノイドシステム」というバランス調整機能に働きかけることで、心と体に穏やかな影響をもたらします。長年の研究によって、CBDがリラックスを促しストレスを和らげる作用があることが分かってきました。またアメリカで産業用大麻の生産が認可されたことを皮切りに、一気に世界的ブームとなりました。
ヘンプは古くから医薬品として利用され、その効果が知られてきた薬草でしたが、1960年代以降は成分の研究が進み、CBDをはじめとする多くの有効成分の働きが明らかになっています。その中でも特に注目されているのがCBDとTHCです。
CBDとTHCはどちらもリラックス作用や鎮静・鎮痛効果があるとされていますが、大きな違いがあります。THC(テトラヒドロカンナビノール)には精神を高揚させる作用があるのに対し、CBD(カンナビジオール)はそうした影響を与えることなく、ストレスや不安を穏やかに和らげたり、安眠に役立つ効果があります。その安全性はWHO(世界保健機関)にも認められており、日本国内でも合法的に使用できます。安心して日常に取り入れやすく、多くの人に親しまれているのが特徴です。
新年度のお悩みに役立つCBDの作用とは
CBDにはリラックス効果のほかにも、けいれんやてんかんの発作を抑えたり、抗がん剤投与の副作用として生まれる吐き気を抑える効果など、医療に役立つ様々な作用が見つかっていますが、ここでは春ならではのストレス関連の症状に的を絞って、その役立て方をご紹介します。
①リラックス効果で心を落ち着ける
CBDには、副交感神経を活発にし、リラックスや休息を促す働きがあるといわれています。新しい環境では、誰しも少なからず緊張や不安を感じるものです。そのような時、気持ちが張り詰めてしまい、うまく力を抜いてリラックスできないこともあります。CBDを取り入れることで、心を落ち着け、ストレスや不安を和らげるサポートになるかもしれません。
② 質の良い睡眠をサポート
環境が変わると、心配事やストレスで寝つきが悪くなったり眠りが浅くなることがあります。CBDのリラックス効果は睡眠の質を向上させる働きも報告されており、新生活を乗り切るのに十分な休息を取るのに役立ちます。また、夜遅くまで起きて夜更かし・寝不足続きのライフスタイルを整えるのにも役立ちます。
③集中力サポートに
新しい仕事や勉強に取り組む際、ストレス状態を続けることで、緊張状態がさらに悪化することもあります。ストレスを緩和することは集中力を高めることにつながります。
④花粉症サポートに
春の季節、花粉症のせいで仕事や勉強に集中できないと悩む人は少なくありません。花粉症は、体の免疫システムが過剰に反応することで起こるアレルギー疾患の一種です。CBDには抗炎症作用やリラックス効果があるため、花粉によるかゆみや炎症を和らげたり、症状による睡眠不足を改善したりする効果が期待されています。
初めてでも安心!CBDの簡単&効果的な使い方
CBDに興味はあるけれど、「どうやって使えばいいの?」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか。CBD製品はさまざまな形で手軽に取り入れられるため、初心者でも無理なく始められます。ここでは、初めての方でも安心して使えるCBDの取り入れ方をご紹介します。
<ポピュラーなCBDオイル>
CBDオイルはヘンプやココナツオイルなどの植物性オイルにCBDをブレンドしたもので、舌の下に数滴垂らしたりスプレーして摂取するのが一般的です。舌下から吸収されることで粘膜から素早く吸収され、30分〜1時間ほどでリラックス効果を感じる人が多いようです。様々な濃度があり、フレーバーあり・なしも選ぶことができます。
<おやつ感覚で楽しめるCBDグミ>
オイルより持ち運びやすいCBDグミは、CBDをおやつ感覚で取り入れたい人にぴったり。美味しく食べられるので、CBD独特の風味が苦手な方にもおすすめです。仕事や勉強の合間にリラックスしたいときにも最適。同じくカプセル型も量が把握しやすく携帯しやすいという特長があります。
<肌から取り入れるCBD配合アイテム>
CBDが配合されたクリームやバームは、肌に直接塗ることで肌や筋肉を中心にケアすることができます。アレルギーによる乾燥が気になる部分や、筋肉や関節のトラブルがある部分に使うと効果的です。CBDは筋肉などの炎症を抑える効果があり、筋肉痛や関節ケアにアスリートにも愛用されています。
<気軽に試せる「CBD入りドリンク>
最近では、CBD配合のドリンクも人気を集めています。1回分ずつ手軽に購入できるため、初心者でも気軽に試しやすいのが魅力です。夜リラックスしたいときに飲めば、アルコールに頼らずリフレッシュできるのもメリットのひとつ。さらに朝のコーヒーにCBDオイルを数滴加えると、ストレス緩和と集中力のサポートに役立ちます。

CBDを取り入れる際のポイント
- 少量から始める:初心者は低濃度のCBDから始めるのがポイント。CBDオイルであれば3%〜5%の濃度のものから試し、少しずつ調整し自分に合った量を見つけましょう。
- 継続して使う:CBDの効果には個人差があり、また、一度の使用で劇的な変化を感じるというより、継続的に使うことで効果を実感しやすくなります。1〜2回試して「よくわからない・効果がない」とすぐに諦めるのではなく、数週間続けた上で体調や気分の変化を観察してみましょう。
- 信頼できるメーカーを選ぶ:さまざまなCBD製品が出回っていますが、品質や成分表示がしっかりした信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。成分分析データの有無や使用者のレビュー、カスタマーサポートが充実しているかもチェックしましょう。
いずれも、病気の治療中や薬を服用中の方は、治療に影響がないかを確認するため医師に相談してから摂取するようにしましょう。
新生活を心地よくスタートしよう
今回は、春の新生活ストレス対策としてCBDの活用方法をご紹介しました。新年度のワクワク感には、ストレスを前向きなエネルギーに変える力もあります。大切なのは、ストレスとうまく付き合いながら、自分に合ったリラックス方法を見つけること。CBDを上手に取り入れながら、新しい環境をポジティブに楽しんでいきましょう。