
寒くて日照時間が短い2月は、体内時計が乱れがちな季節です。新年のフレッシュさも薄れてだらけた気分になりがち。冬季うつやメンタルの不調を感じる人も増えます。そんなとき、CBDをうまく取り入れて心と体のバランスを整えてみませんか?今回は、冬のメンタル不調とCBDの作用、そして日常生活での取り入れ方をご紹介します。
2月の憂うつ、その理由とは?
2月は寒さが続き、「なんとなくやる気が出ない」「朝がつらい」と感じる人が増える季節です。お正月の楽しさや新しい目標への意気込みもひと段落し、疲れやエネルギー切れを感じることが増えるのもこの時期です。「やる気があったはずなのに続かない…」という焦りや自己嫌悪が、気分をさらに沈ませる原因になることも。新年に始めた新しい習慣を投げ出してしまう人も多いようです。
冬に感じる憂うつには、いくつかの理由があります。寒さや日照時間の短さが体や心に与える影響は大きく、それが絡み合って不調を引き起こします。例えば、日照時間が短くなると、体内時計を整える「セロトニン」というホルモンの分泌が減少しがちです。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させる重要な役割を果たしています。しかし、寒いと外出する機会が減り、太陽の光を浴びる時間も短くなり、これが気分の落ち込みにつながる要因の一つになっています。時には「季節性うつ病」と呼ばれる状態に悪化することも。「やる気が出ない」「寝すぎ」「食べすぎ」といった特徴が見られ、心も体もだるく感じ、悪化すると日常生活に支障をきたすこともあります。
CBDがメンタルケアに良い理由
CBD(カンナビジオール)は、心身のバランスを整える成分として注目されています。大麻草由来の成分ですが、ハイになる成分(THC)は含まれておらず、合法的で安心して使用できるのが特徴です。CBDがメンタルケアに役立つとされるのは、私たちの体に備わる「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」に作用するからです。私たちの体内にある「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」という仕組みです。ECSは体全体のバランスを保つ役割を果たしており、睡眠、食欲、免疫機能、ストレス反応などに関与しています。CBDはこのECSをサポートすることで、バランスを取り戻す手助けをすると考えられています。

冬にCBDを活用するメリット
冬のゆううつさを改善するには、意識して太陽の光を浴びるようにしたり、体を動かすことが第一です。また補助的にCBD(カンナビジオール)などのサプリメントを取り入れることができます。
CBDの原料となるヘンプは、産業用大麻とも呼ばれ、THC(酩酊作用を持つ成分)の含有量が0.3%未満に抑えられた種類が主に使用されています。そのため、CBD製品は精神を変化させるような作用がなく、安全に使用できることがメリットです。現在、世界中で健康やウェルネスをサポートする目的で広く活用されるようになり、日本でも注目が高まっています。
CBDを試す前に知っておきたいこと
CBDの摂取方法の中で最も一般的なのはCBDオイルです。通常、舌の下に数滴垂らして摂取する「舌下摂取」という方法がよく使われます。この方法は、粘膜から直接吸収されるため、効果が現れるのが早いという特徴があります。
オイルにはフレーバー付きや無味のものがあるので、好みに合わせて選ぶことができます。濃度にも種類があるため、初心者の方は低濃度のものからスタートして、自分に合った量を見つけていくのがおすすめです。
もう一つ手軽な選択肢として人気なのが、CBDグミです。おやつ感覚で摂取できるため、初めての人でも取り入れやすいのが魅力です。グミはあらかじめ一定量のCBDが含まれているため、量を調整する手間がかからず、持ち運びも簡単で外出先でも気軽に使用できます。
他にも、CBDカプセルやCBD入りドリンクなど、手軽に摂取できる形状の製品が増えてきています。カプセルも飲み慣れているサプリメントのように使えるので、毎日の習慣に組み込みやすいでしょう。また、リラックスしたいときには、CBD入りのコーヒーやソフトドリンクを楽しむのもおすすめです。直接摂取するのに少し抵抗がある人でも、こういった製品で気軽にCBDの効果を試すことができます。
万全のメンタルケアで冬を乘りきろう
CBDに頼るだけでなく、日々の生活習慣を見直すことが、冬のブルーな気分や体のだるさを軽減するためにとても重要です。まず、朝は少しでも自然光を浴びるように意識しましょう。日光を浴びることで体内時計がリセットされ、セロトニンの分泌が促進されるため、気分が明るくなりやすくなります。もし天気が悪くて日光が得られない場合でも、窓際で朝食を食べる、ランチ時間は窓際に座るなどなど、日光のあたる室内で過ごすだけでも一定の効果があると言われています。
次に、軽い運動やストレッチを取り入れて体を動かすこともおすすめです。寒いから・気分が乗らないからと動かないでいると、ますますやる気がなくなり、気分もどんどん沈んでいきます。体を動かさないと血行が悪くなり、エネルギーもダウン。逆に軽い運動をすると、気分を良くするホルモンが分泌され、少しずつ前向きな気持ちになれます。散歩やストレッチなど、少し意識して体を動かすだけで、負のスパイラルから抜け出すことができます。どうしても外に出たくない時は、家の中で気になっていた場所を掃除する、断捨離をしてみるなど、短時間でできて達成感のある家事で体を動かすのもよいでしょう。

栄養バランスの良い食事と十分な睡眠は、つい後回しにしがちですが体調管理の基本です。特に、ビタミンDやオメガ3脂肪酸を含む食品は、気分を安定させる効果が期待できます。そしてしっかり休むことで、心身の回復が早くなります。寝る30分~1時間前にCBDを取り入れることで、リラックスした状態で眠りに入りやすくなると言われています。ベッドに入ったらスマホを触らないなど、ブルーライトを避ける工夫も取り入れましょう。
日々の習慣を見直したり、ルーティンをちょっと変えるだけで、より快適で元気な冬を過ごすことができます。心と体を大切にケアして、冬のゆううつを吹き飛ばし、軽やかな気分で春を迎えましょう。
冬を飛躍のチャンスに、もっと楽しく
冬はやる気が出にくい時期ですが、逆に考えれば心と体を整え、春に向けて飛躍する絶好のチャンスでもあります。外の環境が厳しい今こそ、無理に動き続けるのではなく、自分自身を大切にし、いたわることを意識してみましょう。栄養管理やCBDを取り入れて体調を整え、心がリセットできる環境を作ることで、春が訪れる頃にはエネルギーをフル充電した状態で、大きく飛躍できるはずです。